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610円 (税込671円)
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無、ケースツメ跡あり、ウォーターダメージあり
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
クイーンのアルバム・タイトルを並べてみると気づくことがあります。人生はジャズだ、いやゲームだ、という刹那的なタイトルから転じて、「カインド・オブ・マジック」「ミラクル」です。曲には様々なものがあれど、アルバムのテーマは常にどんな人生を目指すか、であり、それが後年になるにつれ肯定的な願望に変化していく。このアルバムのリリース前、彼らはグループとして長く沈黙していました。このアルバムの頃、わが国ではほとんど話題になりませんでした。
「カショーギズ・シップ」や「アイ・ウォニット・オール」では、初期のパワーが戻ってきています。作曲名義が個々ではなく4人になっています。実際にそのとおりで、4人の持ち寄ったパートを組み合わせたと感じられる曲ばかりです。ここまでメンバーのモチベーションが高かったのはなぜか。フレディのために踏ん張らなきゃ、という3人と、3人に応えようとするフレディが緊張感の理由でしょう。クイーンが終わってしまうかも知れないという恐怖。フレディと一緒に仕事できる時間は限られているのかもという焦り。そのような雰囲気がわたしには感じられます。後からならどうとでも言える話ではあるんですが。
冒頭に書いたアルバム・タイトルの変化は、それを裏付けている気がするんです。2022.03.15