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スペインはバルセロナで興った「ライエターナ・ミュージック」屈指の傑作と言われる76年唯一作。メンバーの中心は、現在までプレイヤー/コンポーザーとして活躍するサックス/テノーラ奏者のJoan Josep Blay。他、ジャズ・ピアノの名手でORQUESTRA MIRASOLでも活躍するKey奏者Victor Ammannと、トランペット奏者、トロンボーン奏者、リズム隊による6人編成。Joan Josep Blayによるテノーラ(スペインの民族木管楽器)のチャルメラ風フレーズを軸に、トランペットとトロンボーンがたおやかにむせぶ地中海フレイヴァーたっぷりのサウンドを聴かせます。ビシバシと切れ味鋭いドラムとメロディアスに動きまくるベースによるリズム隊も鉄壁。Key奏者のVictor Ammannもさすがで、ギルガメッシュのAlan Gowenにも比肩する緻密で煌びやかなピアノ&エレピが印象的です。ハットフィールドやギルガメッシュなどカンタベリーの名作と比べても何ら遜色ないクオリティ。これはユーロ・ジャズ/アヴァン・ロック屈指の傑作です。
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レビュアー:kobakunさん レビューをすべて見る
出だしを聴いた瞬間、同じスペインのカンパーニャ・エレクトリカ・ダルマ(あのチンドン屋ジャズロック)を思い浮かべましたが、2曲目以降はそれほどアヴァンギャルドさはなく、まっとうなカンタベリー・ジャズロックを彷彿とさせるグルーヴィーなサウンドとなっています。
私はカンパーニャ・・・はあまり好きではありませんが、こちらはジャズロック度がより強く、地味ながらも傑作になっていると思います。
それにしても、こんな珍盤?が簡単に手に入るとは、カケハシレコードってとってもマニアックですね。
レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
名前しか知らなかったバンドでした。
チンドン屋風も思いっきり聴かせてくれます(嬉)。
しっかりとしたテクで、落ち着いた演奏。
緊張感はありませんが、それが最大の魅力でしょうね。
ピクチャー・ディスクの子供もかわいいしね。
スペインにはまだまだ自分の知らない音がありそうだな。
今後の課題(笑)となってます。