はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
890円 (税込979円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
コゾフのコンピレーションと言いながら、ほぼフリー時代の名演集となっています。ポール・コゾフの名演といいましたら、ライブの「ミスター・ビッグ」。これはどなたでもそう言うと思います。それを外して「キャッチ・ア・トレイン」「カム・トゥゲザー・インザ・モーニング」を選んでいる。この選曲は、かなりのコゾフ・フリークの人がやったと思います。「カム・トゥゲザー」では、闇の中を幽霊のように彼のギターが立ちのぼってきます。まさに、ギターがすすり泣いています。
クリス・スペディングの「ギター・ジャンボリー」でも真似されてた、というのに、最近ローリング・ストーン誌のベスト・ギタリストで彼の名前が消えています。それだけ記憶の彼方に行ってしまっている現実。ヘンドリックスやロバート・ジョンスンは、いまだに神扱いされているというのに。でもわたしは強弁します。史上で最も個性的なギタリストはコゾフであると。ギターを震わせ、わななかせることだけに全霊を集中させた演奏は空前絶後であると。違いますかね。
ランブルダウン・バンドの曲はこのCDでしか聴くことができません。ボーカルが、フランキー・ミラーです。このCDにはコゾフのデスコグラフィーがついています。専門サイトがなかった時代に重宝しました。あとヒープのケン・ヘンズレーとルームメイトだったという小ネタを紹介しときます。2022.05.21