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890円 (税込979円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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レビュアー:TAKASHIさん レビューをすべて見る
リッチー・ブラックモアの脱退によりディープ・パープルに加入し「カム・テイスト・ザ・バンド」でギターを弾いたギタリストの在りし日のソロアルバムです。国内版LPのアルバム名は当初、「富墓林(魔性の目)」でアルバムの右側に漢字で富墓林(本人の自書?)らしきものが印刷されていました。その後、彼は若くして亡くなりこのアルバム名のとおり「お墓」へ入ることになりますが、アルバム名が「ティーザー」へジャケットも変更されています。名ギタリストの一人でした。 「合掌」。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
わたしがパープル現役ファンの頃、パープル第4期とトミー・ボーリンをけなすことが、ファンの良心とさえ言われていました。そのぐらい日本公演とその実況録音盤はひどかった、と。だれもゼファーも、ビリー・コブアムも、ジェイムズ・ギャングも知らなかったはずなのにねぇ。(ジェイムズ・ギャングは、ちょっとひどいか…)わたしは75年東京実況盤2枚組も所持しています。そこまでひどいか?という印象です。
で、トミー・ボーリンがどんなギタリストで、どんなアイデアを持っていたかは、この「ティーザー」を聴かないとわかりません。悪評高い「プライベイト・アイズ・富墓林」ではだめです。要するにノン・ジャンルなのですね、ボーリンは。生きていらっしゃったらフュージョンの名手としてジェフ・ベック級の尊敬を集めていた可能性もあります。歌もうまいです。彼にブラックモアの曲をやらせたのが間違いだったわけです。
このCDは、ひたすら美しい。成熟したハードロックと言えば、ブルーズになってしまうもんですが、「サバンナ・ウーマン」のボサノバ、「ドリーマー」の王道バラード、「ティーザー」のファンクなど多彩な落とし方をしています。そして「ワイルド・ドッグ」の極上のギター弾きおろし。泣きたくなるような曲です。ボーリンの死後、弟君が必死に未発表音源を世に出し続けました。兄ちゃんは、だめギタリストではない、という必死さで。泣けます。