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73年発表、初期LOU REEDの最高傑作として名高い作品。ALICE COOPERやPINK FLOYDの『WALL』を手掛けた、ボズ・エズリンによる演劇歌劇風な作風。廃頽の街、ベルリンを舞台に、主人公と女性、ともう一人の男の三角関係がもつれて行くというストーリー。女性は誰の子かも分からない子供を産み、ドラッグに溺れてしまう。後半へ行くほど次第に狂気と緊張感が高まって行き、悲鳴や泣き声がストリングや炸裂音とともに螺旋を描いて昇ってゆく様を聞いていると、思わず普段は気にすることのない、深い世界の深淵を覗き込むかのような錯覚に襲われ、眩暈を覚えるかのような恐ろしさがあります。あまりにも表現力に富んでいるので、精神的に不安定な気分の方には正直お薦め出来ないほど。特異な妖気を放った大傑作です。
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