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570円 (税込627円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
ケースツメ跡あり
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
スコーピオンズの名をあげたのは、間違いなく趣味の良くないカバーアートのおかげです。この盤の発売当時、スコーピオンズを聴く層なんて、わが国にほとんどいませんでした。ドイツの時代遅れのハードロック・グループというのが当時のわが国の認識で、でもこの音を愛するマイナーな層が彼らをワールドワイドにしていったことは事実です。そうでなければ中野サンプラザで「荒城の月」なんてやらないでしょう。
「キャッチ・ユア・トレイン」を聴くと判りますが、曲を進めているのは、ルドルフ・シェンカーであって、ウーリッヒ・ロートは、好き勝手にギターをハウリングさせているだけなのです。この分業体制と言いますか、クラウス・マイネから完全に独立したリード・ギターというのがスコーピオンズの発明です。マイネだけでしたら、昭和歌謡とあまり変わりありません。
わたしはこの盤の、今では流通しなくなったカバーの日本盤CDを3枚持っています。別に買い占めたわけでなく、見つけたら買っているうちにそうなってしまいました。オークションで法外な値段で取引されているのを見ると、申し訳ない気持ちになってきます。ほかの人からしたら「買い占め」ていることに間違いありませんが…。