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1390円
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帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
カバーアートだけは何とかならなかったものかと思う80年のスティーブ・ウォルシュ初ソロです。彼はマッチョな男と見なされたかったんですかね。時期は「モノリス」の前後あたりで、メンバーの出入りの多さを考えると一曲仕上げてまた一曲、というような進行具合だったではないでしょうか。わたしはカンザスでは「ソング・フォー・アメリカ」が一等好き、という人間なので、ウォルシュがストレートなロックンロールをやることには大賛成。こねくり回した作曲はありませんし、シンセサイザーも控えめなので、このアルバムは楽しいです。もとよりウォルシュは、カンザス出身ではなく、南部出身者なのだそうです。カンザスを歌心で好きな人に最適なレコードでないでしょうか。
「エブリ・ステップ・オブザ・ウェイ」が8分以上の感動的な曲。開拓白人のルーツを歌い上げる曲でカントリーとゴスペルの風味が散らされています。ウォルシュは地声で歌うと別人に聞こえるんですね。リブグレンやフィル・イハート、スティーブ・モーズもワンポイントで参加しています。このアルバムの人脈はそのままストリーツ、そして再結成カンザスへつながっています。わたしはウォルシュがリーダーのストリーツも好き。結局彼の声聞きたさにカンザス・ユーザーやっているのかも知れません。2023.10.28