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カケレコ・レビュー
「Cocaine」「Wonderful Tonight」など代表曲収録のソロ77年作。プロデュースはグリン・ジョンズ。
77年作。クラプトンらしいレイドバックしたふくよかなロックを聴かせる名曲「コカイン」、流れるように美しすぎるメロディと柔らかい陽光のようなアンサンブルが光るクラプトン屈指の名バラード「Wonderful Tonight」収録の代表作。芳醇で、メロディアスで、渋くて、ポップで、人間くさくて、格調高くて、もう素晴らしすぎる名作。
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レビュー一覧
「COCAINE」と「Wonderful Tonight」を収録する名作（1 拍手）
レビュアー：yes_90125さん レビューをすべて見る
先輩に誘われて初めて聴きに行った武道館ライブの感動は忘れられない。
もちろん、それ以前にもクラプトンの曲は聴いていたし、アルバムも何枚かは持っていたのだけれど、そこまで熱狂的なファンではなかったような気がする。
しかし、その後は来日公演には必ず参戦するくらいにファン度が高くなり、好きな女の子と初めて行ったライブもクラプトンだし、初めてひとり参戦したライブもクラプトンなのだ。
記憶は定かではないが、そんな私が初めて買ったクラプトンのアルバムは「ジャーニーマン」（これも名盤だと思う）で、その次に買ったのはおそらくこれ。
自身のニックネームをタイトルにしたアルバムで、今でも必ずといえるほどライブで演奏される程ファンの人気が高いJ.J.Caleの「COCAINE」やバラード曲「Wonderful Tonight」が入っている名作。
これだけでも聴くに値するはずなのだが、ライナーによれば全米3位のヒットになったという「LAY DOWN SALLY」も収録されている。
アコースティックな曲とロック調の曲のバランスも良く、「LAY DOWN SALLY」や「THE CORE」に彩りを添える女性Voも素晴らしい。
全体的にはとてもリラックスした雰囲気で、ヴォーカルにも力みがない。
もしかしたら、弾きまくるクラプトンが好きな人には物足りないかもしれないけれど、ライブのアコースティック・パートが好きな人には、きっと愛聴盤になると思う。