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4090円 (税込4499円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
まず、この盤については後藤秀樹さんがお書きになったコラムのほうが、わたしのレビューなんかより有用です。最初に断っておきます。後藤さんは年季が違います。マーク=アーモンドのこの盤について語る時、ふたつの方法が考えられます。歌詞に着目して文学的側面から意図を明らかにする方法。そして音楽を分析して彼らの立ち位置を知る方法です。わたしはどちらの素養も欠けていて、中途半端な作文にしかなりません。で…、いい盤です。素晴らしい。
「ホワット・アム・アイ・リビン・フォー」の歌詞です。父親から習ったのは酒を飲むことだけだし、母親は飲み過ぎで死んでしまった。兄は炭鉱夫で、姉は宗教に入信してしまった。俺は何のために生きているのか。そして自分の彼女の裏切りを知り、まちを出てしまうのが大意です。生きる意味なんて誰も教えてくれないし、自分が答えを出すしかない。家族のため、なんて安っぽいことではないだろう。…ここまで聴いてきて、そのお前さんがはねのけてるところに答えがあるんだと、と囁きたくなりますが…。感動的な曲です。
続く「ライディン・フリー」が、とんでもないアフロ曲です。ドラムズとギターが大活躍する管楽コンボで、これも彼らでしかできない曲でしょう。かっこいい〜です。彼らの盤は常時廃盤状態が続いて、なかなか手にすることができません。一生をかけてもコンプリートしたいものだと思っております。2023.11.09