カケハシ・レコード

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フォーカスIII

フォーカス

評価:51件のレビュー

在庫なし

VICP63665 【06年発売CD】

紙ジャケット仕様、K2HDリマスタリング、定価2190+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

愛すべきメロディアスな佳曲「SYLVIA」、ロマンティックでエレガントな「FOCUS III」、圧巻のテクニックを見せつける大曲「ANONYMUS II」など代表曲を多数収録した72年作

オランダのみならずユーロを代表するプログレ・バンド、72年作3rd。変拍子を織り交ぜた切れ味鋭いリズムを土台に、フルートが躍動感いっぱいにエネルギッシュに吹き飛ばし、ハモンド・オルガンとギターが怒涛のソロを繰り広げる奔放なパートの次の瞬間、宮廷音楽のように気品いっぱいでロマンティク溢れるメロディが鳴り響く。彼らを世界的なバンドへと押し上げた「テクニカルさと親しみやすさとの巧みなバランス」が1曲目から光り輝いています。演奏面で特筆なのは、世界的な名手と言えるヤン・アッカーマンのギター。ジャジーな速弾きからコロコロと転がるような親しみやすくメロディアスなフレーズ、静謐でロマンティックなフレーズまで表現力たくみなソロはもちろん、エッジが立ったグルーヴ感いっぱいでいながら歌心にも溢れたリズム・ギターも魅力的です。イエスやジェントル・ジャイアントにも負けないテクニカルさ、キャメルにも匹敵する叙情美、そして、ジャズ、クラシック、ラテン音楽などのエッセンスを巧みに組み合わせるアレンジ・センス。とてつもなく愛らしい名曲「Sylvia」と怒涛の即興ソロで畳み掛ける「Anonymous Two」の両方を奏でられるバンドは、プログレ・シーンにおいても稀有でしょう。オランダが世界に誇る、まさに「プログレッシヴ」な大傑作です。

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レビュー一覧

評価:5アケルマン、歌に目覚める(3 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

アケルマン/おめさん、バンドてや歌わんけば、ダメらろ。
ファン・レール/そうでもねぇこて。歌わんバンドもあるでや。
ルイテル/でもさ。歌わんバンドてや、ヒットしねぇで。ELPとか見て見れや。
ファン・デル・リンデン/そんげんことより、歌える人間がおらちにいるんだけ。いねぇろば。
アケルマン/おれが歌うてば。
ファン・デル・リンデン/おめさんなんか、オランダから出たことねぇねっけ。英語で歌われんだけぇ。「ア〜、ラッキー・マ〜ンン」歌ってみれや、ほれほれ。
ファン・レール/まあまあ、虐めんないや。練習せばいいこて。
アケルマン/おら、歌いてぇんだてぇ。
ルイテル/そいがあ。そらろも、英語どうやって覚えんだいや。
ファン・デル・リンデン/そうだいや。おらち誰も、オランダから出たことねぇで。センセェもいねえでぇ。
ファン・レール/そうせば、オランダ語で歌えばいいんでねぇの。早口で歌えばわからんてば。おらが鍵盤で覆いかぶして弾くからさ。
ルイテル/おめさん、自分が目立ちたいだけじゃねぇのけ。
ファン・レール/喧嘩しんないや。アケルマンが言ってるんだすけ、歌う練習しよぅて。歌ってみれいや、アケルマン。
アケルマン/ううんと、ううんと…。らりらりらりらり、らっぱっぱあ。
ルイテル、ファン・デル・リンデン/やっぱダメだいやぁ。

え〜、一般にうちの県は、方言があまりない。標準語しゃべっているねぇ、とよく言われます。実態はこんなもんです。2024.06.26

ナイスレビューですね!

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