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710円 (税込781円)
帯【無】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無、若干カビあり
サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1970年に発表された4thアルバム『原子心母』は、ヒプノシスによる牛のカバー・アート、英単語の直訳をそのまま並べた個性的な邦題、そして、日本盤帯に書かれた「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」というキャッチ・コピーが広く知られた名盤です。やはり一番の聴きどころは、スコットランド出身の前衛作曲家Ron Geesinをオーケストラ・アレンジャーに迎えた23分のタイトル曲「Atom Heart Mother」でしょう。ブラス・セクションや混声合唱を贅沢に配置したサウンドが、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを宣言するかのように堂々と響きます。一方、Roger Waters作曲の「もしも」、Rick Wright作曲の「サマー'68」、Dave Gilmour作曲の「デブでよろよろの太陽」は、共通して美しいメロディーが印象的な小品。そして、アルバムの最後にはミュージック・コンクレートの手法を用いた「アランのサイケデリック・ブレックファスト」が控えます。なおグループは、本作で初めて全英初登場1位を獲得しました。
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レビュアー:イニュ円導さん レビューをすべて見る
高宮なすのです! 誰でも知ってるド名盤の「原子心母」ですわ。 この時期―1970年「5月1日」のライブをコンプリートで収録したのがTOP.30「LiveInSantaMonica.May1970」でして、それのレビューを致しますわ。
「なんでやねん」ってつっ込んだ人に説明しとくと、実はわたくし......同音源のブートレグを実は所有してたからですわ。 ほほほほほほほほほほほほ...。(バカみたいにブート買いまくってたから覚えてなかったのですの) あちらのコーナーで「初めて聴いた」って言っていたのはわたくしのうっかりでして,自己満足も兼ねてココで追加レビューしますわね。
数年前ライトハウスからSigma-70で「SantaMonica1970」ってプレス2CDで出てましたけど―私の記憶に残ってなかったのも当然、ブートの方が音質が劣るからですわ。ずっとクリアーさが下でして、あのブートで満足してる方はすぐパーフェクトな音質のTop盤を即買いすることを大推薦しますわ。
(2018年に入ってからギフトタイトルが2CD-Rで「音質アップ」で出たらしいけど、どうかしらね?)
高宮なすのでした。
これにに気付いたフロイドファンは幸せになれまして、Top盤CDを買わないと地獄に直行ですわよ。
レビュアー:nassoさん レビューをすべて見る
「洋画」の邦題にしても、「洋楽」の邦題にしてもかつては(60〜70年代)素晴らしいクリエーターがいて、思わず膝を打つものが多々有ったように思います。本作のタイトルも、(それ以外付けようがなかったといえばそうなんだけど)勇気ある決断だったと思うしまた奇跡的に作品の本質とマッチしたものだと思います。(狂気、もそうだよね) チィーブラベルズで突然プログレに出会ってしまった辺境在住の高校生が、2番目に夢中になったのが原子心母。 タイトル曲はもちろん殿堂入りの傑作ですが、幸薄い感じが否めないR・ライトの手になるSUMMER'68はもっと評価されていいい名曲だと思います。2番目のバース冒頭に入るオルガン、いつ聞いても胸に迫ります。