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750円 (税込825円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
若干カビあり
790円 (税込869円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
若干CDの圧痕・若干黄ばみあり
William Lyallが脱退しトリオ編成となり、76年にリリースされた3rd。QUEENを手がけたRoy Thomas Bakerがプロデュースを担当。相変わらずDavid Patonの作るメロディにハズレ無し「Canada」「Penny In My Pocket」「Lies And Lies」など、キャッチーかつ憂いのあるメロディは絶品。初期の瑞々しさはそのままに、BEATLES「Abbey Road」に通ずるようなメランコリックさと格調高さを感じます。3作目にして円熟の域に達した名作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
10CCのようなブ厚いコーラスと、クイーンのように堂々と鳴り響くアンサンブル。これはけなしているのでなく、このレコードの最大の魅力です。だってブリティッシュ・ポップの王道って、定石があるじゃないですか。綺麗なメロディとコーラスなしには成立しませんし、演奏力がなければ耳の肥えたブリティッシュ・ユーザーを納得させることができません。
前半にシングル・ヒットを狙えそうなコンパクトで判りやすい曲を、後半に聴かせる曲を配列させています。わたしは旧A面ばかり聴いていて「カナダ」や「ステップス」の美しさを愛していましたが、後半の構成もどうしてどうして。「トレムブリング」「マニアック」のスケールの大きさよ。ギターの甘美さよ。ロイ・トーマス・ベイカーは、彼らにカナダ録音をすすめたそうです。小さくまとまっていた気配が、堂々と世界市場で勝負できる楽曲になっています。
彼らはエディンバラ出身。デイビッド・ペイトンにいたっては、一時期ベイ・シティ・ローラーズのメンバーだったとか。わたしは「ジャニュアリー」や「マジック」のヒット性は認めても、どうも楽曲の未熟さが気になっていました。「モーリン・ハイツ」は、そこらへんの弱さが克服され、うるさいブリティッシュ・ユーザーを満足させる成果になっています。