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BVCM37421 【05年発売CD】
特殊紙ジャケット・プラ製台紙付き仕様、デジタル・リマスター、定価2000+税。
1890円 (税込2079円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
解説に若干黄ばみあり
Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの72年デビュー作。その内容はオルガンやピアノを中心としたクラシカル且つダイナミックなロック・アンサンブルと、表情豊かなカンツォーネが雑妙に交じり合ったプログレッシブ・ロックであり、イタリア然としたエネルギッシュなサウンドが素晴らしい1枚。デビュー作らしいハードさと勢いを持った傑作です。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
日本でリリースされた順番は、「イタリアの輝き」「自由への扉」「ダーウィン」そしてこのファースト作でした。「扉」「ダーウィン」の異世界にノックアウトを食らってしまったわたしは、当初この作品にあまりインパクトを感じなかった思い出があります。今考えるととんでもありません。セカンド、サードは、このデビュー作の模倣、拡大生産でしかなく、バンコの破壊的魅力を最も訴えかけてくる名品です。よく英国ロックの影響が言われますが、オルガン、ピアノに独立した奏者、独立したボーカルを配した編成は、他の国で見かけることができません。おそらく幼少からクラシック、カンツォーネのバックバンドで鍛えあげたのだろうメンバーが、渾身の演奏をぶつけ合います。
作品の根底を流れるのは、不協和音とメランコリーです。たおやかなパートも、あっという間に荒々しいアンサンブルに飲み込まれます。ヘビーロックとして考えても破格の構成。同時代の英国アングラ・ロックで比肩できるような存在は、ソフト・マシーンぐらいではないかと思います。なるべく大きな音で聴いてほしいです。
日本盤CDの壺型再現は快挙でした。実はいまだにパッケージを開けていません。内容は、伊盤を購入して愛聴しております。