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英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディー・メイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループの71年作2nd。初期の傑作とされる本作は非常に繊細で優しげなサウンドが心地良い名作であり、特にメロトロンを中心に幻想的に聴かせる手法など、前作からよりファンタジックな叙情を感じさせるサウンドへと変化。一方で後にTHE ENIDを率いるRobert John Godfreyのアレンジによるオーケストラはダイナミックにシンフォニックな彩りを放っており、彼らの個性が花開いた1枚となっています。
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レビュアー:プログレ者さん レビューをすべて見る
BJHを未聴の方に、彼らのオススメは?と問われたら 私は本作を推します。アルバム冒頭の「シー・セッド」のイントロのギターの響きを聴いただけで、もうこの作品が只者ではないことが分かるというもの。更にこのアルバムのハイライトと言える「モッキンバード」はBJHの、と いうよりは広くブリティッシュ・ロック史上に残る名曲と断言できるでしょう。後にエニドを結成するロバート・ジョン・ゴドフリーがアレンジしたオーケストラとバンド・サウンドの合体はキャメルのスノーグースやルネッサンスの同種の傑作にも勝るとも劣らない見事な出来栄え!