はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
梅雨時のじめじめをいかに吹き飛ばすか、というテーマでレビュー書こうと思いましたら、わが国の半分で梅雨が明けてしまったようです。そこを気を取り直して。カッティングの素晴らしい曲とアンケートとりましたら、「ウィズアウト・ユー」、「ロング・トレイン・ラニング」、「チャイナ・グローブ」が、ベスト5曲に滑り込んでくるのではないでしょうか。しかもこの3曲のうち、どれかがトップをとることを、わたしは予想します。それぐらいものすごいレコードです。スピード感を感じるレコード、というアンケートとっても、「ディープ・パープル・イン・ロック」と首位を争うでしょう。向こうが聴くほど蒸し暑くなるのに対して、こちらは爽やかで風を感じて暑さが気にならなくなってきます。これは芸であります。
ドゥービーの初期はトム・ジョンストンの豪快カントリー路線と、パット・シモンズの内省カントリー路線のせめぎ合いに魅力があります。このレコードでは、シモンズが完全に寄り切られてしまって、ジョンストンが全勝優勝している素晴らしさです。一方「ミニット・バイ・ミニット」がベストとほざく軟弱ドゥービー・ファンには近寄りがたいでしょう。ざまあ見なさい、なのです。書いているうちに、虎の威を借るキツネしているようで少々情けなくなってきました。いいんだ。キツネは子育て一所懸命動物だから。全然レビューになってない…。2023.07.20