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630円
504円 (税込554円)
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帯【無】 解説【無】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
解説無、帯無、ジャケ内側部分無し、側面シール片方無し
COLOSSEUMのドラマーであったJon Hisemanが中心となり結成され、Allan Holdsworthの参加でも有名なイギリスのハード・ロックグループの73年デビュー作。Allan Holdsworthのギター・プレイとPaul Williamsのボーカルが堪能できる本作は、ブルース寄りのハード・ロック名盤となっており、Allan Holdsworthがジャズ・ロック的な流麗さを持ちながらも重みのあるハード・ロックを奏でていることが非常に新鮮に映る1枚です。またセクションによってはヴァイオリンも披露するなどバンドに貢献しており、技巧的な名演が素晴らしい傑作と言えるでしょう。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
テムペストの残した2枚は、掛け値なしによいです。しかも2枚が全く違った切り口を持っています。ハードロックなんてガキの聴くもんじゃ、と鼻で笑う人にぜひ聴かせたいものです。コロシアムの多様な方向性を、ヘビーロックをやるのだ、と限定して挑んだのがこの作。何しろアラン・ホールズワースにファズ・ギターを弾かせているのだから大したものです。(今から考えれば…)
ほとんどの作曲に関わっているのが、ベースのマーク・クラーク。ベーシストとしても有能な人で、このレコードのベース演奏を聴いているだけで飽きません。英国シーン全体を見回してもあまり登場回数の多くない人なので、それだけが残念です。話を戻すと、メロディを書く才能も別格で、ジャック・ブルースのような苦味と深みのある曲を書いています。テムペストの最大の売りは、他で聴けない旋律、他で聴けない複雑なリフにあるのではないでしょうか。クラークは1曲だけ歌ってもいます。
ポール・ウィリアムズの声が暑苦しいので、それが好き嫌いを分けるでしょうね。クラークに全部歌わせるか、セカンドのオリー・ハルソールを早めに起用するかしたほうが、わたしの好みでした。ハイズマンは、クリス・ファーロウとか、しつこいボーカリストが好きなようです。