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490円
392円 (税込431円)
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帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
この盤は94年に発売されて以来何度か再発売を繰り返し、カタログから消えたことがありません。ヘンドリクスがブルーズ音楽家だったかと問われればそうだったとも、それを超えていたとも言えるのでしょう。間違いなく言えることは彼がブルーズを大好きであり、ブルーズに育てられたこと。それに創作作業をニュートラルに戻すときに必ずブルーズ・クラシックをセッションしていたことです。このアルバムは地味ながらコアなユーザーにとってオリジナル作品以上に楽しめるものです。
1. Hear My Train A Comin (Acoustic) マディ・ウォーターズの「Still A Fool」と「Standing Around Crying」からインスピレーションを受けたとのこと。12弦ギターだけで演奏されます。録音は67年12月です。
2. Born Under A Bad Sign アルバート・キングのクラシックです。このアルバムの中で最も奔放で感覚的なギターかもしれません。録音は69年12月です。
3. Red House ジミのブルーズ曲の代名詞とも言え、英国盤「Are You Experienced?」に収められました。原曲にはベース・パートがないということで、ノエル・レディングはギターの低音部を弾いています。66年12月の録音。
4. Catfish Blues 67年11月のオランダ・テレビ出演でのライブです。ジャッカジャッカとしたリズムにジミのボーカルがとても官能的です。途中からうねうねとしたファズ・ギターの嵐になりまして耳が吸い寄せられます。ミッチェルのドラム・ソロをはさんで最後ハードロックになって終わります。
5. Voodoo Chile Blues 「Electric Ladyland」収録曲のアウトテイク。ベースにジャック・キャサディ、オルガンにスティーブ・ウィンウッドを迎えています。68年5月。「Electric Ladyland」では、ハイライトとなる曲なのに、このアルバムでは「普通」に聞こえてしまうのがすごいところ。オーバーダブが施されていないようでとても「素」に聞こえるテイクです。
6. Mannish Boy マディ・ウォーターズのクラシック。69年の4月で、ビリー・コックス、バディ・マイルズがメンバーです。
7. Once I Had A Woman アンプのジリジリした音、ピックアップのノイズまで聞こえる曲。オープニングはギター・スリムの「The Things That I Used To Do 」からとられているということです。70年1月。ジミの寝ぼけたようなボーカルに対して、喋るようなギターが異色です。
8. Bleeding Heart エルモア・ジェイムズ曲。バンド・オブ・ジプシーズによるスタジオ録音です。69年5月で、同じ日、同じ場所で録音された別テイクが「People, Hell And Angels」で聴けます。曲の入り方、テンポもまるで違います。
9. Jelly 292 69年5月録音のジャム曲です。メンバーはビリー・コックス、ミッチ・ミッチェルにSharon Layneという人がピアノでクレジットされています。
10. Electric Church Red House 「Red House」のスタジオ・ライブといったところで、68年10月録音です。オルガンも加えてヘビー極まりないセッションになっています。
11. Hear My Train A Comin (Electric) 70年5月のバークレイ・ファースト・ショウから。ビリー・コックスのベース弦が何らかの理由でたるんでしまっています。「Live at Berkeley」を聴くと、この曲を演奏したあとにチューニングに時間をとっています。音質は格段にこちらが上です。
レビュアー:うるしじるしさん レビューをすべて見る
個人的にジミヘン最高の曲は「HOUSE BURNING DOWN」「ALL ALONG THE WATCHTOWER」「MAY THIS BE LOVE」「THIRD STONE FROM THE SUN」「ARE YOU EXPERIENCED?」「WIND CRIES MARY」「ROOM FULL OF MIRRORS」「KILLING FLOOR(BBC)」あたりなので、こういう「RED HOUSE」みたいなブルースを集められても、まったくピンとこない。テンポの速いブルースならいいと思うけど、スローブルースは苦手。