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79年作の4th。キャッチーなメロディーを中心に開放的なサウンドが印象的。ただ、キャッチーなメロディーと言っても、アンドレ・バルゼの存在感あるヴォーカルのせいか、ポップスとは趣を異にするスケールの大きさを感じます。スリリングなギターを中心とした緻密なアンサンブルの完成度とシンセの美しい音色も相変わらず。名作。本作リリース後、ベースが脱退。代わりにジョン・ウェットン参加を打診。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
アトールの最高到達点である第4作。狭い範囲のユーザーを相手にするのではなく、音楽ファンをまとめてかかってこいや、という迫力のあるポップ作であります。R&B色の強い強靭な曲を支えているのが、空前と言っていいベースです。アトールの何が個性的かと言って、この足腰の強いベースではないでしょうか。ブラスや弦楽を加えているのも、バンドの(いい意味での)欲です。
「組曲夢魔」を何度も繰り返すことは困難ですが、このサウンドなら何度でもいけます。それだけ大衆にアピールできる内容です。わたしは、この音が好きすぎて、言葉で何も書けないんですよ。もうこれでいいんだ、としか。
ベーシスト交代で、アトールの歴史に幕が下りたのはとても納得できます。最後の3曲がジョン・ウェットン参加のアトールです。どこかマジックが消えたような曲たちであります。
レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
ATOLLの代表作を問われたら2ndか3rdを選ぶファンが多いのではないかと思います。
個人的にはATOLLを初めて聴くのであれば、メロディ重視で聴きやすい3rdだと思っていたのですが、実は一般受けするのは、この「ROCK PUZZLE」なのかもしれません。
私は3rdが大好きなので、このアルバムを聴いた時には「ポップになったなぁ」と感じましたが、管弦楽入りで華やかさを加えつつ、演奏やコーラスなどATOLLらしさも失われてはいません。
そして、あらためてAndre Balzerのヴォーカルの魅力に気づいたりもします。
ボーナス・トラックはアルバム収録曲の別ヴァージョンや、当時加入が噂されていたJohn Wettonが参加しているデモなど6曲。
John Wettonも好きなのでとても興味深いけれど、Wettonがメインヴォーカルを取ってしまったら、最早ATOLLではない感じがします。
後にASIAのアルバムに収録される「Here Comes The Feeling」の聴き比べは面白いかもしれないけどね!?
ということで、ボーナス・トラックはあくまでオマケとして楽しむのが正解だと思います。