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米国ワシントン州都のオリンピアで74年に結成されたサイケデリック・ロック・バンドの自主制作盤。制作年は諸説あり76年か79年ということ。なおかつ、背ジャケには5人の写真が掲載されていますが楽曲ごとに4人だったり、サポートらしき異なるメンバーが顔を連ねていたりと謎多きバンド。ダウナーな雰囲気を醸し出すアコースティックなアンサンブルを基調とした全体像に、時折「Ballad of Hollis Spaceman」のような激情的でドラマティックな衝動がスパークする、HIGH&LOWな起伏に富んだ作品。3曲目に収録された前述の曲は、饒舌なファズ・ギター×流麗なアコースティックピアノが印象的な名曲若干粗削りながら逆ループ等スタジオワークの試みもインタールード的に盛り込まれており、全編通したサイケ盤としても評価したくなる作品です。
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レビュアー:2さん レビューをすべて見る
内省的で翳りのあるボーカルが気に入って、一曲視聴しただけで買いました。全曲暗い雰囲気だし、ちょっと素人っぽい感じがあるのは否めませんが、好きです。一本調子ではなく、繰り返し聴いても飽きません。聴くほどに深みを増すように思います。