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天才スティーヴ・ウィンウッドがデイヴ・メイソン、ジム・キャパルディなどと組んだグループ。68年作2nd。1stでのサイケ色は無くなり、シンプルなフォーク・ロック・サウンドになったことで、演奏の巧みさ、バンドが持つ絶妙なグルーヴが際立っています。デイヴ・メイスンの作曲センスも特筆もので、特に「Feelin'Alright?」は、後のソロ作を彷彿とさせる憂いのあるメロディとシンプルながらメロディの魅力を倍増させるギターワークが堪能できる名曲。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
メンバーの出入りや休止もあり、ふらふらしているようでいて断然わが道。突き抜けた明るさとは無縁。人を食ったようでいながら、敬虔なゴスペルのような感動を呼ぶ。ふだんはほとんど忘れているくせに、たまにCDトレイにポンと乗せると最後まで聞ききってしまう…。一言で表現しにくいトラフィックの印象をわたしなりに書くと、こうなります。
諧謔味あるブリティッシュ・トラッド1. You Can All Join In は、デイブ・メイスンの曲でアコースティック・ギターの軽快なリズム、クリス・ウッドの鶏の鳴き声サックスが大変よろしいです。つづく2. Pearly Queen はスティーブ・ウィンウッド作のロックンロールで、彼のギター・ソロを聞かせる曲。最後はサイケな大団円。だいたいメイスンとウィンウッドの曲が交互に配置してあり、流れるような構成です。5. Feelin\\\\\\'' Alright は、メイスンが歌う明るいカントリーで、ウィンウッドのピアノとキャパルディの刻むリズムが一体となって素晴らしいです。8. Cryin\\\\\\'' to be Heard からの流れもすごい。ウィンウッドの唸るオルガン、ハープシコードのほか全部の楽器が一体となる劇的なコーラス部分をもつ曲で思わずスピーカーの前に正座してしまいます。メイスン作です。9. No Time To Live も美しい曲。ウインウッドの悲痛な歌声が耳から離れなくなります。