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SPOOKY TOOTHの前身として知られるグループ。67年唯一作。Mike HarrisonによるR&Bが根っこにあるアーシーなヴォーカルは、Steve Winwwodを彷彿とさせる存在感。Luther Grosvenorのブルージーかつスリリングなギター、霧の向こうから音が立ち上がるようなアグレッシヴかつ混沌としたドラム、テープ逆回転などのサイケデリックなエフェクトも印象的。アメリカン・ルーツ・ロックへの憧れとサイケデリックな時代の空気が融合したサウンドは、同時代のTRAFFICやSMALL FACESと同傾向のアプローチ。それほど有名な作品ではありませんが、数ある67年の名作にも引けを取らない逸品。ジャケットにピンと来たら是非!
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
のっけからドラマチックなピアノとファズギターにのってマイク・ハリソンの渋い声で、こりゃスプーキーとは全然違うではないか、とのけぞります。
録音や洗練度では、スプーキーの初期と比べるべくもありませんが、マイク・ハリソンのボーカルだけはこちらの方が印象に残るのではないかと思います。
それにグレッグ・ライドリーのコーラスがよいのですよ。
音はブリティッシュ・ビートと言っていいかもしれません。
しかし、ルーサー・グロブナーのヘビーなギターがブルーズから脱したハードロックの音をつくっています。
マイク・ケリーのドラムズとグレッグ・ライドリーのベースからなるグルーブがとてもよいです。
ジャケットが大変綺麗でサイケデリック感ありますけれど、音にはあまりサイケの影響を感じませんでした。
(中には数曲サイケとしか言えない曲もありますが)どちらかと言えばヘビーロック・ファンにアピールする内容で、プログレを期待してはいけません。
ハンブル・パイのファンにも「マスト」ではないでしょうか。
ちなみにオーストラリア盤で丁寧な復刻です。
レビュアー:激石大好きさん レビューをすべて見る
メンバーはMike Harrison(Vo,Piano),Greg Ridley(B),Mike Kellie(Dr),Luther Grosvenor(G)。アルバムリリース後、この4人にGary Wrightが加わってSpooky Toothに発展。
Spooky ToothでのメインソングライターのGary Wrightが未加入とあって曲調や雰囲気はあまりSpooky Toothっぽくありません。しかし、Mike Harrisonのヴォーカルはこの時点で十分に圧倒的だし、楽曲は全曲メンバー4人の共作となっておりなかなかの粒ぞろい。
ちなみにプロデューサーはGuy Stevens。