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ジャズ系のセッション・ギタリストとして活躍していたRay Russelが結成したトリオ・バンドで、本作はNeonレーベルから72年にリリースされた唯一の作品。ピアノによる叙情的な曲からブラスが暴れ回る攻撃的な曲まで、幅広い楽曲に対し絶妙なアプローチをかけるレイのギターがとにかく秀逸。ジャズ畑出身らしい緻密なコード・ワークとレガードな早弾きの素晴らしさもさることながら、静かな曲でのサステインを利かせた叙情的なギターがとにかく美しい出来栄えです。どの曲でも派手さは無いものの実に味わい深いギターを聴かせてくれます。ジャズ畑で活躍した彼が、最もロック・フィールドに近づいた英ジャズ・ロックの名盤。
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