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ALL AMERICAN BOY

RICK DERRINGER

評価:51件のレビュー

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ZK32481(BLUE SKY

490円 (税込539円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

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カケレコ・レビュー

マッコイズやウィンター兄弟のもとで活躍、スティーリー・ダンでのプレイも知られる米ギタリスト、74年作

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評価:5USハードはこうあるべきだ(0 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

西海岸のからっとした空気があっても、ヒッピーの匂いが全然しないのがデリンジャー氏です。実質ソロでのデビューとなるこのアルバムは、ご機嫌というしかない軽快なロックンロール大会で、エドガー・ウインターの「恐怖のショック療法」に匹敵するような豪華な曲が並びます。軽くポップにつくってあっても、どのパートも名人を配してあって、さながらロックンロール・オール・スターの趣です。

まず、エドガー・ウインター人脈であるボビー・コールドウェル。そしてジョー・ウォルシュ人脈である、ケニー・パッサレッリ、ジョー・ビターレ、ビル・シムジク、ポール・ハリス。ジョー・ララは、ずっとスティブン・スティルズとやっていた人。このメンバーが、弦楽の入るバラードからハードロック、ラテン、カントリーまでこなす内容です。曲が多彩であるわりに、ずっと人生肯定基調で進んでいきます。リック・デリンジャーには裏街道が似合いません。

デリンジャー氏にとって気の毒なのが、ほとんどの人に「ロックンロール・フーチー・クー」の固定イメージで記憶されていることです。2曲めの「ジョイ・ライド」からが、本領発揮という気がします。3曲めの「ティーンエイジ・クイーン」では、コーラスを効かせたギターをずっと弾いているのがジョー・ウォルシュ氏。コードを流しているだけなのに、とても存在感があります。USハードの良さは、こうした明るさにあると断言します。

ナイスレビューですね!

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