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990円 (税込1089円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
トレーに黄ばみあり
後にSUN TREADERを経てBRAND Xへと加入することとなるPete Robinson、HARD STUFF、ROXY MUSICなどで活躍するJohn Gustafson、STRAPPS、GILLANへと参加するMick Underwoodによるキーボード・トリオ。Harvestレーベルからの70年作。その内容はハード・ロックを基本にクラシックやジャズなどの手法も使い分けるPete Robinsonのオルガンをメインに据えたヘヴィー・ロックの名作であり、オルガンのほかにピアノやハープシコードなどで巧みに表情を変え、楽曲によってはストリングスも導入したシンフォニック・ロック的な音楽性も聴かせます。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
クリームやジェフ・ベック・グループにも匹敵するハードロック・クラシックです。しかもギターがいないのに。オルガン、ピアノのピーター・ロビンスンが、クラシックのモチーフをハードに弾き倒していること、ベースのジョン・ガスタフスンが金属的なリフを弾き続けることなどがあってギターがないことは全く気になりません。またプログレッシブ・ロックの方向とも違って、曲はあくまでポップです。たまにプレイヤーに入れると、落ち着くと同時にアバンギャルドさに驚いてしまいます。
グスタフスンはとても歌が上手なベーシストです。ハード・スタッフを別にすれば、彼はロキシー・ミュージックやイアン・ギランといった歌わなくていいバンドばかり渡り歩いています。これはブリティッシュ・ハード界にとって大きな損失だったと思います。
そして英国きっての盆踊りドラマーである、ミック・アンダーウッド。脳天から打ち下ろされる彼のスネアをわたしは愛しています。また小技が上手いんですよ。水戸黄門と助さん・格さんが揃っているかのトリオなんです(誰が水戸黄門様かは別として)。グスタフスンにしろ、アンダーウッドにしろ、同じバンドに長くいたことはありません。よって彼らの演奏を聴くには、たくさんの参加バンドを集めてしまうことになります。ストラップスや、アトミック・ルースター、ハード・スタッフ、サン・トレーダーなど、わたしのクェイタマス箱には様々なバンドが入っていて、誰がどのバンドに属していたか、冷静に考えないとなかなか思い出せません。
ギターレスのトリオでは唯一無二の存在です。(ELPのファンのかた、怒らんでください。)