はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
590円 (税込649円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
名作1stに続き、キャッチーかつ憂いのあるメロディと弾けるようでいてセンチメンタルなアンサンブルが光る佳曲がずらりと揃った、こちらも文句なしにエバーグリーンな名作2nd。75年作。「Call Me Round」なんて、10回ぐらい連続で聴いてもまだまだ聴き足りないぐらいに素晴らしすぎるメロディです。「Bad To Me」のキャッチーさの中にも憂いを含んだメロディと流麗なストリングス・アレンジもまた涙無しでは聴けません。そして極めつけは全英1位に輝いた名曲「January」。メロディはもちろんギターが素晴らしくて、歌のバックのメロディアスなオブリガードにはグッと来っぱなしです。最後を飾るWilliam Lyall作のバラード「Dear Artist」がまた気品があって素晴らしい。前作に勝るとも劣らない名作
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
金曜日の夜はどっと疲れます。以前は金曜日になると、よーし飲みにいくぞとか、明日のドライブはどこにしようとか勝手に体が沸き上がりました。老人はつらいです。マカとかすっぽんとか危ないものに手を出しそうになる時間帯です。そんなわけでパイロットを取り出しました。カケレコさんの特集では、夏休み直前に聴くべきポップとされているレコードです。
「ジャニュアリー」は、曲調に似合わず失恋(しそうな男の子)の曲です。歌詞の感じでは「1月」のことではなく、人名に思えます。どっちなんでしょう。女の子に愛想をつかされ、冷たくしないでと歌う女々しい詞なのでした。まあ、素晴らしい曲だからなんでもよいのですけれど。
このレコードで聴くべきは、コーラスではありません。ちまたで言われるほど歌は上手くないバンドです。デイビッド・ペイトンのベースラインがとても考えられていて、これを追うだけで飽きが来ません。たまに出てくるイアン・ベアーンスンのギターも綺麗でよろしいです。弦楽が多用されていますが、必要でしたかね。ダーティなブルーズ・フレーズなんて出てくるわけもなく、上品につくってあります。スモーキーもパイロットもスイートも東芝だったんです。当時は魔法のようなレコード会社だと思っていました。2022.09.09