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2830円 (税込3113円)
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
SKIP BIFFERTYの残党が結成したブリティッシュ・ロック・グループ。DECCAから70年にリリースされた唯一作。1曲目から泣かせてくれますねぇ〜。バンド全体でグッとタメた後に、メロディアスかつスリリングなギター・フレーズを合図にバンド全体がソリッドに畳み掛ける展開がドラマティック!ツイン・ギターが絶妙にタメの効いたブルージー&メロウなフレーズを応酬し、英国的な叙情性に満ちたピアノが絡み、霧に包まれたようななんとも雰囲気抜群なシャウト・ヴォーカルが荘厳なメロディを静かに歌い上げる。悦に入ったメンバー全員の顔が目に浮かぶようです。これは元祖様式美ですね。ほんっと素晴らしいです。他の曲もブリティッシュ・ロック/ハードならではの哀愁と叙情性に溢れた泣き泣きの佳曲揃い。グッと来るツボをこれでもかと押してれます。気持ちよすぎる名作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
カケレコさんでは自分のレビューを一覧で見ることができます。なんで自分は誰でも知っているような著名な音楽しか書いていないのだろう、と思っていつも失望しています。ほかの人みたいに「通」のバンドを書きたいっ。スモール・フェイセズのお茶らけたところとバッド・カンパニーの余裕を併せもつ英国R&Bタイプのバンドが彼らです。メロディはぐっとくる劇的なものを書きます。創立メンバーのミック・ギャラガー(鍵盤・左ウイング)は、ニューカッスル出身でサイケのスキップ・ビファーティのあと、ロンドンでこのバンドを立ち上げました。
ジョン・ターンブル(インサイドハーフ)のざくっとしたギターが快感です。ギャラガーもギターを弾くので、ダブル・ギターになる曲は濃厚なポークチャウダーみたいになります。デイビッド・モンゴメリー(ベース・ボランチ)とトム・ダフィー(太鼓・センターフォワード)がリズム・セクションです。ライナーにはポジションまで書いてあるんです。さすがニューカッスル出身。ちなみに表紙でバット持ってぼけているのがギャラガーです。
もっと素晴らしいのが、曲にハインラインに影響受けたなどとコメントが入っているんですよ。おお「明日への扉」…。これで歌詞を探さなくても雰囲気つかめるではないですか。ボーカルはスカウトされた専任の人です。2024.08.02