カケレコ・レビュー

米南部ジョージア出身のサザン・ロック・バンドが1stにも増してより洗練したポップフィーリングを聴かせる78年2nd

米南部はジョージア出身のサザン・ロック・バンド、トリプル・ギター編成で鍵盤奏者を含む7人組。78年にカプリコーンからリリースされた2nd。ポップ・フィーリング豊かな1stを押し進め、よりファンキーに洗練された都会的なサウンドが印象的。オープニングとラストナンバーなど数曲は3本のギターが豪快になるサザン・ロック・フィーリングいっぱいのノリの良い曲ですが、その他は、ファンクなリズム、シャープなギター・カッティングに、憂いたっぷりの美しいメロディとエモーショナルなヴォーカルが流れるような佳曲が印象的。特にAORとも言えるバラードが素晴らしく、円熟のアンサンブルも切なく響きます。1stとともにメロディ・センス抜群の洗練されたサザン・ロック逸品。

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