はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
990円
495円 (税込545円)
544円お得!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
圧痕あり
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
わたしは「ハーレム・スクエア」のレビューで、いかに入場料が安かったか書いています。「ハーレム・スクエア」と対比させてレビューを書いていきましょう。コパ・カバーナは、NYの高級ホテルに付いたクラブです。つまり聴衆、というより、宿泊とディナー込みでお金を払える人たち対象に、サム・クックが歌っているわけです。当然白人の成功した人たちが聴き手で、必ずしもクックのファンではありません。お金のある人を相手に、貰ったギャランティに見合った時間をサム・クックは提供するミッションでした。バックは、コパの座付きの楽団です。それだけでもクラブの格式をわかっていただけるでしょうか。
「ハーレム」が最高という人には(わたしもそうです。)大人しいサム・クックという評価を受けています。きゃーきゃーという歓声もなく、いただけるのは拍手のみ。そこをクックは、歌詞を教え、コール・アンド・レスポンスさせるまで盛り上げていくんです。「イフ・アイ・ハド・ア・ハンマー」というフォークのスタンダード曲です。聴けば、クックは「レイディーズ・アン・ジェノメン」ばかり言っています。自信のヒット曲を歌い、ピーター・ポール・マリーを歌い、冗談を言い、ハイソなお客さんを楽しませていく手法は見事。というより、クックが本当にお客さんを好きなのがわかるんですよ。彼の優しさが。博愛の人だったんだと感じます。2023.12.05