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現アルゼンチンを代表するシンフォニック・ロック・バンドが放った23年スタジオ・アルバム。アグレッシヴに疾走するリズム・セクション、緊張を煽るスリリングなピアノ、分厚く荘厳に鳴り響くシンセ、哀愁を担うオルガンとギターらが壮大に織り上げるシンフォニック・アンサンブルは、いつもながら圧倒的な映像喚起力を誇っています。そんな演奏にどこか哀感を秘めた美声を乗せる女性ヴォーカルも素晴らしい。中核を担うキーボーディストLalo Huberによる、Keith EmersonとRick Wakemanを合わせたようなフレーズセンスのシンセ・ソロも全編冴え渡っています。キーボード・シンフォ・ファンはとにかく要チェックですよ〜!
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
アルゼンチンを(南米を)代表するシンフォ・バンドNEXUSの6年ぶりとなる新作。
NEXUSはあまり聴いてこなかったのですが、これは良いです!
1曲は4〜5分でコンパクトにまとまっていますが、冒頭からドラマティックな始まり方で正統派シンフォと呼ぶに相応しい内容になっています。
インスト曲とヴォーカル曲のバランスも良く、すっと入って来るメロディに女性ヴォーカリストROXANA TRUCCOLOの伸びやかな美声。
そして、プログレ然としたシンセやオルガン、クラシカルな音色のピアノも印象に残ります。
ギターには少しスティーヴ・ハウぽさもあり、EL&PにYESのきらびやかさがプラスされたようなサウンドとでも表現すれば良いのでしょうか!?
きっと、女性ヴォーカル・ファン、キーボード・ファンにはど真ん中のストライクだと思います。