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ペルーのヘヴィー・シンフォニック・ロック・グループ、FLOR DE LOTOの2023年作。グループの結成25周年に当たる記念すべき年にリリースされた本作は、タイトルが示す通り「ナスカの地上絵」をテーマにしたロマンあふれるコンセプト・アルバムとなっています。FLOR DE LOTOの音楽性は、切れ味の鋭いメタリックなバンド・サウンドにアンデスの民族楽器であるケーナが加わるという非常に個性的なものであり、その方向性は本作においても変わりません。JETHRO TULL、あるいはイタリアン・プログレッシヴ・ロックの唾飛ばしフルートを彷彿とさせるケーナ専任奏者のダイナミックなプレイ・スタイルは、プログレッシヴ・ロック・ファンにはたまらないものでしょう。また異国情緒という点においても、ヘヴィーなバンド・サウンドの下地にアンデスのフォルクローレの息遣いを確かに感じます。なお、本作にはIRON MAIDENの「Afraid To Shoot Strangers」のカバーが収められています。辺境プログレッシヴ・ロック・リスナー必聴の1枚です!
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レビュアー:hirosi0407さん レビューをすべて見る
民族音楽とヘヴィシンフォ の融合ってありますがこれは上質のハードロックです。ダグホワイトがリードヴォ−カルをとっていたりアイアンメイデンのカヴァーがあったりどうきいても良質のハードロック。伝統楽器ケーナが鋭い演奏がギタ−とわたりあう様は非常にスリリング