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NEW TROLLSに在籍し『ATOMIC SYSTEM』『TEMPI DISPARI』で演奏したドラマーによる76年の2ndアルバム。ド派手なファンキー・ブラス・ジャズ・ロックが炸裂する1〜2曲目からその圧倒的なエネルギーに飲み込まれます。ジャストタイムで刻む硬質なジャズ・ロック的ドラミングとグルーヴを担う跳ねるベースが生み出す、ファンキーながらも緊張感漂うリズム・セクション、キレの良いワウワウのカッティング、流麗なエレピ、そして隙あらばハイテンションに鳴り響くブラス!女性コーラス&スキャットも交えて熱気いっぱいに突き進むサウンドには問答無用のカッコ良さがあります。押し一辺倒なのかと言えばそうではなく、アコースティック・ギターとフルートがリリシズムたっぷりの饗宴を繰り広げる地中海テイストのインスト曲、ピアノと男性ヴォーカルによる前衛的音世界が衝撃的なOPUS AVANTRAばりのナンバーなど、合間に挿入される楽曲にはイタリアン・ロックらしい魅力が詰まっていてこちらも素晴らしいです。名作!
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