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790円 (税込869円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
スレあり
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ほぼ10代でデビューした彼らもキャリアは、もうすぐ20年。結婚し、子どもも生まれているわけで、もう立派な南部のファミリーを形成していることでしょう。この盤の前に「ブラック・トゥ・ブルーズ」というEPがリリースされました。ブルーズ・スタンダードを彼らなりにカバーしたものです。次のロングプレイ盤を、ブルーズ大会になるんだろうと予想していたわたしは、半分裏切られました。相変わらずの爆音ロックだったからです。でも、それは心地よい裏切り。きちんとブルーズをやった成果は反映されているし、カントリーを軸とした聴かせる曲もあります。
電気ピアノのアルペジオから始まる「マイ・ラスト・ブレス」は、爆音でないブラック・ストーン・チェリーの新機軸です。ギターはスライド。これ、明るくて落ち着いていて、いいじゃないですか。続く「ダンシン・インザ・レイン」では、ウォーレン・ヘインズがコーラスで参加しています。ガバメント・ミュールとBSCは初共演になるんでしょうか。意外です。
ブリティッシュ・ハードはもはや、米国にしか生き残っていません。矛盾した言い方ですが、わたしはそう考えています。BSCの音を聴くと、ハードロックにも(グランジでない、メタルでない)やりようがあり、可能性がまだまだあることがわかります。2024.04.14