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MAURO PAGANI

MAURO PAGANI

評価:55件のレビュー

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VMCD115(VINYL MAGIC

紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

PFMで活躍したヴァイオリニスト、79年作1stソロ、地中海音楽×ロックの大傑作!

元PFMのヴァイオリン/フルート奏者。77年にPFMを脱退した後は、自身の音楽的ルーツを求め、地中海の民族音楽を探求。その成果として制作された79年作の1stソロ。イスラム文明とキリスト教文明とが幾重にも重なった地中海で育まれた地中海音楽と、ロックやジャズとを結びつけた地中海ロックの頂点に君臨する一枚。マウロは、ヴァイオリン、フルートの他、ギター、オルガン、ピアノ、ピッコロ、ブズーキ、ウード、サズを操るなど、マルチ・インストゥルメンタル奏者としての才能を見事に開花。そこに、AREAやPFMのメンバー、地中海プログレの名グループCANZONIERE DEL LAZIOのメンバーが加わり、アラビックな旋律が渦巻くエキゾチズムとロックのダイナミズムとがぶつかりあった芳醇かつ強靱なサウンドが生み出されています。特にアレアが参加したオープニング・ナンバーは、ヴァイオリンと民族弦楽器とのユニゾンによるこぶしを効かせたようにウネる旋律を軸に、強靱なジャズ・ロック・パート、CANZONIERE〜のメンバーのパーカッションが北アフリカの祝祭に紛れ込んでしまったような土着フレイヴァーを奏でるパートとを対比させながら展開するスケールの大きな名曲。PFMのメンバーが参加したクラシックとジャズと地中海音楽の豊かなフュージョンの豊かなフュージョンを聴かせる4曲目や、デメトリオ・ストラトスの超絶スキャット、マハビシュヌばりのソロの応酬が凄まじい5曲目もまた必聴。様々な時代・地域・民族が交差し溶け込んだコスモポリタン・ロックと言える傑作です!

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レビュー一覧

評価:5地中海サウンドが詰まった傑作(6 拍手)

レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る


78年ソロデビューアルバム

イタリアの名プログレグループ、PFMのヴァイオリン、
フルート奏者のソロデビュー作にして、プログレ史に残る
名盤。

邦題の「地中海の伝説」が示すとおり、このアルバムには、
PFMから離れたMAURO PAGANIが地中海音楽へと接近する様が
克明に記録されています。バルカンフレーズの雨あられ。
Areaのメンバーを従えて製作されていることもあり、より
一層民族色が強く感じられます。

Demetrio Stratosとのかけ合いなど、聴き所満載であり、
地中海音楽を下地にしたジャズロック、と言う聴きかたも
可能なスリリングな作品です。

ナイスレビューですね!

評価:5ヴァイオリン(4 拍手)

レビュアー:さん レビューをすべて見る

私は民族音楽が好きでいろいろな国や民族、楽器のcdを買いあさっているのだが、このアルバムは私が持っているアルバムではトップクラスのできです!地中海周辺の地域の音楽をまとめ上げたサウンド是非聞いてみてください!

ナイスレビューですね!

評価:5魂の音楽(1 拍手)

レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る

マウロ・パガーニの1stソロ。1978年作。
タイトルにある通りの音楽だと思う。ありがちな表現で申し訳ないが、自らのキャリア全てをかけてリリースしたアルバムなんだろうなと思う。
PFMの延長を期待して聞くとなかなか理解できない。だって民族音楽なんだから。「地中海音楽」やら聞いたことない楽器名やら言われても正直よくわからなかったが、「彼が本当にやりたかった音楽、出したかった音」がここには詰まっていると思う。そしてそれを感じられたとき、その人にとって名盤となる。
プログレではないが、ロックが芸術として昇華した稀有な事例のひとつである。

ナイスレビューですね!

評価:4地中海の音楽の影響(0 拍手)

レビュアー:Kimitakeさん レビューをすべて見る

マウロ・パガーニは、1946年にイタリア北部のキアーリという人口2万人程度の小さな町で生まれている。1970年から75年にかけてはプレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(Premiata Forneria Marconi)のメンバーだった。

私の入手した輸入盤にはイタリア語と英語の解説がある。本作は1978年発表のソロ・デビュー作で、地中海の音楽の影響を受けている。アクースティックで、使っている楽器はパガーニ自身が演奏したヴァイオリン、マンドリン、ヴィオラ、フルートの他、オーボエ、パーカッションなどである。

ナイスレビューですね!

評価:5マウロ・パガーニ一代の傑作(0 拍手)

レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る

アラブ、ブルガリア、ギリシア、南イタリアの芳醇な民族音楽とジャズ・ロックとが融合し、アクセントでアヴァンギャルドな電子処理音を使ったりする心憎いまでの傑作です。この一作のためにマウロ・パガーニは彼のキャリアをほとんど燃焼し尽したといったら失礼に当たるでしょうか。

ナイスレビューですね!

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