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MAGENTA

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評価:41件のレビュー

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PP157(PAISLEY PRESS) 【22年発売CD】

デジタル・リマスター。

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カケレコ・レビュー

ベルギーのポップ・ロック・バンド、オルガンを軸にしたハートフルな演奏とフラマン語で饒舌に歌うヴォーカルが素晴らしい74年1st

72年に結成され2枚のアルバムを残したベルギーのポップ・ロック・バンド、74年の1stアルバム。ベルギー北部の公用語であるフラマン語(低地フランク語から分かれたオランダ語と系統を同じくする言語)で饒舌に歌い上げるヴォーカルと、オルガンとギターをメインに据えたハートフルかつ哀愁に富んだアンサンブルの組み合わせが魅力的。クラシカルに鳴り響く存在感あるオルガン、叙情的なタッチの憂いあるギター、素朴なアコギらが織りなす実直なアンサンブルに乗り、巻き舌も交えて歌うヴォーカルが見事で、イタリアのカンタゥトーレ作品にも通じる味わいがあります。「歌」をメインに聴かせる作風ですが、オルガン・ポップ作品としても素晴らしい出来栄えを誇る逸品です。

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評価:4具体的には語れない良さというものもあります(0 拍手)

レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る

イギリスのMAGENTAのアルバムなのかと思ってコメントを読んだらベルギーのポップ・バンドとのこと。
74年発売かぁ・・・とは思いましたが、FISH ON FRIDAYを知ってからベルギーのポップ・シーンは侮れないとも感じているので聴いてみました。

ヴォーカル・パートが多い歌物で、「イタリアのカンタゥトーレ作品にも通じる」という例えは的を射ていると思います。
自国語のヴォーカルも思っていたほどクセはなく、メロディアスな曲調に合っています。
演奏に関してはあまり派手さはないのですが、クラシカル志向のオルガンと、アコースティック&ハードを使い分けるギターの組み合わせが、なんか微妙に良いです。
オルガンが前面に出てくる7曲目や12曲目にはプログレ・ファンも捕らえられてしまうかもしれません。
2〜3分程度の曲が並び、アルバム全体で40分程度なので若干物足りなさを感じますが、発表年を考えればこんなものでしょう。
アコースティックな曲や少しコミカルな印象の曲もあり、なかなか楽しめました。
リマスターで音も良いのです。

ナイスレビューですね!

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