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MANN011(CREATURE MUSIC) 【99年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲。
890円 (税込979円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
南アフリカ出身のキーボーディスト、マンフレッド・マン率いるマンフレッド・マンズ・アース・バンドの1979年作の9作目。ギターとドラムスが交代し、共同プロデューサーとして、HENRY COW / SLAPP HAPPYのアンソニー・ムーアを起用して制作。キャッチーなメロディーをシンフォニックにアレンジする作風に加え、当時流行のニュー・ウェイヴのサウンドをそこはかと感じるスタイリッシュな一枚。(レーベルインフォより)
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
彼らを「プログレバンド」と認識している人は多くないのではないだろうか。70年代中頃まではメロトロンを使った曲があったり、トレードマークのMini Moogも活躍したりという「ちょっと変わった英国ロックバンド」だった思う。私自身は彼らをプログレバンドと位置づけるのは無理があると思っている。私が彼(ら)を知ったのはラストにMoogが大暴れするUriah Heepの「July Morning」である。実際、彼らのアルバムでそこまでアバンギャルドな演奏をしているものはなく、あれは特別だったことは後年知ることになる。
どの曲も実に叙情的で、ポップでキャッチーでメロディアス、どれもシングルカットできそうな素晴らしいソングライティング力。これが彼の真骨頂だ。
しかもカバー曲にもしっかり現れていて、M1とM2はすっかり彼らのモノにしている見事なアレンジ。特にM2なんて原曲のラフな感じの微塵もない。多分「私だったらこうする」マンなんだな。きっと。79年ともなるとポリシンセも普及しているのでそこをうまく使っている。こういうKeyの使い方、さらりとして巧いなぁと思う。
Sad Cafeや10cc、Jackson Heightsあたりを感じさせる英国紳士ロックと勝手に位置づけておきましょう。おすすめです。