はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
スタジオ・ミュージシャンを中心に結成されたイギリスのプログレッシブ・ロックバンドの75年デビュー作。チベット侵略をコンセプトにDavid Rohlによって製作され、チベット語で歌われる壮大な組曲「曼陀羅組曲」を中心に収録されたその内容は、重く壮大なコンセプトをエキゾチックでシンフォニックなサウンドを用いて表現しきった傑作であり、70年代プログレに燦然と輝く名盤です。オーケストラや聖歌隊を取り入れたスケール感を武器に、キーボードの厚みとメロディアスなギター、テクニカルなリズム・セクション総動員でドラマチックに聴かせています。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
このアルバム大好き。1975年発表の1st。Mandalabandというバンド自体は存在しておらず音楽エンジニア兼エジプト学者という経歴を持つD.Rohlの個人的興味関心である1950年代の中国の侵略に対するチベットの抵抗というテーマからミュージシャンが集められて本作が制作されたという。彼自身はプロデュース、作詞作曲、エンジニアリングを担当しているが楽器も歌も一切担当していない。ここがすごい。そして歌詞はチベット語とは前代未聞である。さらにはレコーディング初日にプロデューサー、エンジニアを解任されるという摩訶不思議な出来事の末、リリース。
まぁこういう経緯はともかく是非聴いてもらいたいのは冒頭の20分に及ぶゴリ押しのシンフォニックロック組曲。混声合唱とソリストがチベット語で歌えば、そこへV.EmersonのKeyが絡む。彼はのちにWetton Manzaneraにも参加している。
Voが完全にクラッシックのテノールなのでこれも面白く聞こえる。さらにティンパニやチューブラーベルが鳴り響く。しかしゴリ押し…もとい、楽曲の構成がよいのかあっという間の20分である。LPのB面に収録の数曲も聴きごたえあり。A面があんな感じなので、かなりあっさりに聞こえるのもご愛敬。
ジャケットの曼陀羅が印象的だが、特に背景の空がいいなぁ、いい色だなぁ…どこかで見たことがあるようなと思ったら、かのTubular Bellsのジャケット担当のTrevor Key氏その人であった。
英国プログレ好きにももちろんおすすめだし、当然シンフォニックロックファンは必携だ。おすすめです!
レビュアー:中村商店さん レビューをすべて見る
高校生の頃、音楽専科という月刊誌で今年度ベストプログレということで紹介されていて
LPを購入。針を落としたらなんかもぞもぞするようなお経が聞こえてきた、これがずっと
続くのなら勘弁と思った瞬間一気に高速ドライブ!弾きまくりギターとキーボード、オペラッチックなボーカル、節操の無いドラミング、混声合唱、CDをやっと入手できて脳内再生して
きた音と比較してもほぼ同じ、よほど聞きまくったのだなといまさら思う。