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オランダの現シンフォ・シーンの実力派バンドFLAMBOROUGH HEAD、TRION、KING EIDERで活躍する各メンバーによって結成されたグループの21年作。じわじわと湧き上がるオルガンが最高潮に達し、弾けるようにGENESIS憧憬のファンタスティックなアンサンブルが走り出すオープニングからノックアウト。つややかなトーンで疾走するシンセ、ヴィンテージ・トーンの芳醇なオルガン、エレガントなエレピらが交差する、Wキーボードを生かした絢爛なサウンドに、名手Eddie Mulderがラティマーばりに歌心とエモーションを込めたメロディアスなギターを乗せます。本作より参加となる新ヴォーカルもピーター・ガブリエルを意識しつつシアトリカルさを抑えドラマチックに歌うかなりの逸材で素晴らしいです。GENESISへの飽くなき憧れを抱いたサウンドでありつつ、KAYAKなどにも通じるオランダらしい端正なポップ・センスも発揮、スケール大きくも聴きやすくまとめ上げられたサウンドに唸らされる快作!デジパック仕様。
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