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GENESIS系の名盤との呼び声高いNEUSCHWANSTEINの影に隠れてしまう不遇もあった、NEUSCHWANSTEINと同じドイツはラケット・レーベルよりリリースされたシンフォニック・ロックバンドの77年唯一作。冒頭からドイツ産らしい深みと翳りを持ったサウンドを構築しており、格調高いフルートが木霊する様はまさにジャーマン・シンフォニックロック。また、やはりNEUSCHWANSTEINと同じGENESISフォロワーとしての側面を持ち合わせており、12弦ギターによるファンタジックな調べはPeter Gabriel期GENESISを彷彿とさせます。全4曲から成る大作指向で聴かせる名作です。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
77年作
マニアックなドイツ産シンフォニックバンドの作品。
NEUSCHWANSTEINとの比較がよく出てきますが、同じラケットレーベル
なのでサウンド的にも似ていたのでしょう。
ということでNEUSCHWANSTEIN同様、Genesis的な叙情が根底にあるグル
ープと解釈できます。
シンフォニックな盛り上がりは泣きのギターやフルートによってもたら
され、一方で引きのパートは12弦ギターによるGenesis譲りのアルペジオ
が響きます。ボーカルはNEUSCHWANSTEINのようにガブリエルそっくりと
いうことはなく、デリケートな声質。さすがに叙情やドイツらしい霧が
かったファンタジックさは、その手の代表作と言われるNEUSCHWANSTEIN
にはかないませんが、より硬質なサウンドを持った、こちらもなかなかの
作品。レアシンフォニックファンは必聴です。