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スペイン出身のグループ、74年作。ヴィヴァルディの「四季」をモチーフに、人間の一生を春夏秋冬に見立てて表現したコンセプトアルバム。メロトロン、ムーグ・シンセサイザーによる重厚な響きが印象的な一大シンフォニック・ロック作品。リリカルなフレーズを伸びやかなに奏でるギター・ソロ、オペラのように壮大なヴォーカリゼーションなど、聴き所満載。シンフォニック・ロック・ファン必聴の大傑作!
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レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
ヴィヴァルディと同郷のバンド、IL BALLETTO DI BRONZOの“YS”でもヴィヴァルディ的フレーズが出てきたけれど、あくまで一部分であってしかもロック的煽りに変調されていた。こういう正面切ってクラシック名曲+ロックをやるのはどうも......。ポピュラー音楽化されて聴きやすいという利点しか感じないなあ。
レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
74年作。
もともとポップバンドとしてスタートしたカナリオスが挑戦した
コンセプトアルバム。
楽曲はヴィヴァルディーの「四季」をモチーフとしています。
アレンジはAlfredo Carrion。
スパニッシュプログレはフラメンコなど、クセの強い作風が
好みを分けそうな気がするので、あまりスペイン臭くない本作は、
入門編としても最適でしょう。
レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
ヴィヴァルディの「四季」をロック・アレンジで聴かせるという大胆な試み。
プログレ界ではクラシックをアレンジした曲も多いが、1曲丸ごと取り上げている作品は、さすがに少ないと思う。
原曲がメジャーな曲なので、クラシック・ファンではなくても馴染みがあるメロディが聴こえてくると「そう来たか!」となるのだが、原曲をそのままなぞってわけではなく、オリジナリティもしっかりと盛り込まれている。
混声合唱団やオペラチックなヴォーカルが入り、「四季」がオペラ化したようなパートもあり、メロトロンが加われば一層シンフォニック・ロック色が強まる。
当時のスパニッシュ・ロックは、いわゆるアクが強くて敬遠しがちだったけれど、このアルバムだけは繰り返し聴いていた。
それまでは普通のロック・バンドだったらしいが、アルフレッド・カリオンのアレンジで発表した本作は、スペインのシンフォニック・ロックを語る上では欠かすことが出来ない作品になっている。