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1790円
1432円 (税込1575円)
394円お得!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
側面部に色褪せあり
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ヒープの「ベリー・ヘビー・ベリー・ハンブル」とは、実に長い付き合いになってしまいました。米国輸入盤を隣町で購入したのが高校2年の夏休みです。大して優れたレコードと思っていないのに、好きで仕方ないんです。この「ランズドーン・テープス」は、第三楽集までのデモとテイク違い、ヒープ前身のスパイスの録音を紹介しています。アナログ時代にその存在が語られていまして、CD時代になって発掘されテープにデジタル処理して聴けるようになったという商品です。現在ヒープのCDはデモの類を多量に含んでいるので、商品価値はスパイス時代のもの、ということになりましょう。
スパイスの中心人物はボックスとバイロンです。ヘンズレーはまだ参加していなくて、ビートバンドがジャズや他ジャンルを吸収してどうやって脱皮するかの試行錯誤を繰り返しています。面白いのが二人がパープル参加前のイアン・ギランとロジャー・グローバーの演奏をすでに聴いていて、何かを思いついたらしい、とライナーに書かれてあることです。
スパイスの途中からヘンズレーが参加して、彼らはダブル・ボーカル、ダブル・ギターのバンドに生まれ変わるんですね。まだブルーズっぽい演奏ながら、欧州歌謡曲の味わいを表に出したハードロックに変化していきます。2024.08.24