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490円 (税込539円)
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
なんせスティービー・ワンダーもノーランズもボニーMも、ビートだけ聞けばみな同じ、という時代でした。「アイ・ワズ・メイド・フォー・ラビン・ユー」をラジオで初めて聞いた時、彼らはここまで行き詰っていたのかと驚き、失望しました。このアルバムの前にはメンバー4人のソロが出ていて、そろそろネタが尽きてきたのか、と心配している中のことです。ところが、このシングルが売れに売れ、結局今まで売れるために格闘していたキッスの歴史は何だったのだ、と二重にがっくりもしました。いい曲ではあります。
ネタが尽きていたことからの「2000 マン」(ストーンズ)は、いいですね。ベースを強調してR&Bに近寄った曲が多い中、実にキッスらしい選曲です。それに「マジック・タッチ」などを聴くと、彼らの武器であった疾走感を犠牲にして、ユーザーの腰のあたりを攻めてみようという意図を感じます。出た当時はディスコと言えば、洋楽良心派(白人音楽もブラック・ミュージックも)から攻撃される対象でしたけれど、今になって思えばメリハリもきいてますし、ギターの音も綺麗です。わたしにとって結局リアル・タイムに聞いたキッスのレコードの最後になりました。彼らの性格が狂ったのはたしかです。2024.01.26