はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
790円 (税込869円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
軽微な圧痕あり、内袋に若干汚れあり
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
彼らはバッファロー・スプリングフィールドの「フォア・ワット・イッツ・ワース」を演奏しています。これが始まりこそこの曲だとわかるものの、途中でせかせかしたビートになり、大蛇のようなファズ・ギターがどよーんと絡むというとんでもないアレンジになっています。もともと英国ビートポップをコピーしながら66年から活動していたようです。この盤は、ガレージ・パンクとしての手法を確立したサード作に当たります。
USガレージと言えば、音がでかくて、歪んでいて曲が一本調子。好きな人は大好きだけど、パンクなんて近寄りたくないと思っている人にとっては近寄りがたいジャンルです。ハードロック、ブルーズ・ロックの様式とか文法とかも無視しているので、どこがいいのかわからない音楽と言うことができます。ただ、地下室とか屋上屋とかコンクリートで囲まれた狭いスペースで練習していると、自分の出す音の大きさに感動して、さらに大きな音に酔いしれる傾向はあるんですよ。練習のときエキサイトしていたのに、大きなホールに移ると自分たちの貧弱さに乗りに乗れないことがあります。
なので、このスタイルでは、どうしてもメジャーになれない、というジレンマを抱えたジャンルでもあります。ラモーンズぐらいではないでしょうか。例外は。