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デヴィッド・ギルモア、アンディ・ラティマー、スティーヴ・ロザリーらに影響を受けたギタリストSimon Caron率いるカナダはケベックのプログレ・バンド、昨年9thに続く20年作10th。か、かなりピンク・フロイド!前作まではマリリオンからの影響色濃いエモーショナルかつモダンなサウンドが特色でしたが、本作ではマリリオンよりもむしろピンク・フロイド色が濃厚に。ふくよかなオルガンに乗せてこれでもかとブルージーなギター・ソロが炸裂する2曲目なんて、ギルモアが参加しているのかと思ってしまうほどでニンマリ!なおかつモダン・プログレ的な重厚さやハードなドライヴ感もあって、これは格好いいです。フロイド好きは是非。
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
コメントを読むと10作も発表しているベテラン・バンドのようだが、「フロイド好きは是非」というひと言に魅かれて初めて聴いてみた。
カナダと聞くと、カラッとした清涼感のあるサウンドや、透明感のあるシンフォ・バンドを想像するが、1曲目から陰りのある曲でその予想は覆される。
確かに「炎」期のフロイドのような2曲目など、かなりピンク・フロイドに接近した音作りになっているが、ヴォーカルのタイプが異なることもあってバンド独自の色合いもある。
どうしてもギルモアのようなギターに耳を奪われてしまうのだけれど、キーボードの活躍も見逃せない。
ピアノの演奏が印象的。
詳細なクレジットはないのでわからないけれど、メロトロンっぽい音も・・・。
タイトル曲「Crush the seed」のPart1〜Part3を軸に構成されているが、フロイド・ファンにはまさにフロイド・サウンドの2曲目、プログレ・ファンには17分を超える大作である7曲目がおススメ。