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1300円 (税込1430円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
David Allenを中心に結成されたプログレッシブ・ロックを代表するバンドGONG。そのGONGを支えたギタリストであり、当時URIELを経たSteve Hillageが、THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWNのメンバーと共に結成したグループの72年作。URIELやARZACHEL時代の盟友Dave Stewartをゲストに迎えたその内容は、後にHATFIELD AND THE NORTHで開花するDave Stewartの個性と言えるカンタベリー・ジャズ・ロック路線のアプローチに、Steve Hillageらしいスペース・サイケデリックな味付けが冴える作風であり、スペース・ロック、カンタベリーの両ジャンルから見ても重要作と言える、強烈な個性を放つ名盤となっています。ボーナス・トラック2曲、デジタル・リマスター。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
初めて聴く人は、この作品のわかり易さに驚くのではないかと思います。「プログレ」によく出てくる激しいソロの応酬とか、予想もつかない展開…とかは出てきません。人肌の温度を感じるような、柔らかいサイケデリック・ポップスです。しかも組曲形式なのに飽きさせない工夫があり、いつの間にか一枚を聴き通してしまうでしょう。
スティーブ・ヒレッジとデイブ・スチュワートは、このプロジェクトを続ける意志があった、とライナーには書いてあります。クレジットではデイブ・スチュワートは、エッグからのゲスト・ミュージシャン。しかしこの作品参加のあと、活動継続のためにエッグを解散させているのです。結局、「アンチ・コマーシャル」だとデラムから契約を打ち切られるわけですが、…気の毒な話ですね。スティーブ・ヒレッジは、この作品が認められて、このあとゴングに加入。デイブ・スチュワートは、ハットフィールド&ザ・ノースで、ジャズ的なアプローチを展開することになります。
このふたりの共演は、ヒレッジのソロ「FishRising」で再度実現します。興味のある方はそちらもどうぞ。
レビュアー:akagiさん レビューをすべて見る
カーンというと、”モンゴリアン・チョップ”の”キラー・カーン”を思い起こすのは自分だけだろうか?
全編堂々としたサウンドだ。
その安定感に支えられ格調の高いアルバムに仕上がっている。
しかし、この頃の再発ラッシュは如何に?
SHM−CDが誕生したからだけなのか?
そんなに画期的な代物なんだろうか?
世間にも問うてみたい疑問である。