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カケレコ・レビュー
70年代デンマークを代表するジャズ・ロック・バンドによる当時お蔵入りとなってしまった幻の5thアルバム、19年発掘リリース！
70年代デンマークを代表するジャズ・ロック・バンド、最終作となった4th『STRAIGHT TO THE KRANKENHAUS』発表より2年後の76年に発表予定だったもののお蔵入りとなってしまった幻の5thアルバムが、19年発掘リリース！初期からのパワフルなテクニカル・ジャズ・ロックにファンタジックなシンフォ・テイストを加味し表情豊かで奥深いサウンドを聴かせるようになったのが前作でしたが、本作もその延長線上にある哀愁と熱気が入り混じる独自のジャズ・ロックを繰り広げます。シンフォニックに広がるシンセと泣きのフレーズを歌うように紡ぐギター、そして落ち着いたパートでエレガントかつ陰影を帯びたメロディをつややかに奏でるサックス。ところどころで実験的なパートを挟みつつも、全体としてはキャッチ―で明快な流れがあり、ストレートなドラマ性が胸を打ちます。当時の4作品、特に後半2枚が愛聴盤という方なら本作もまず間違いなし！職人的な隙のない技巧と音楽センスを味わえる逸品です。
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レビュー一覧
あれ？こんなにしなやかだったか？と驚きました。（3 拍手）
レビュアー：らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
70年代に4枚の作品を残して消えたデンマーク代表。硬質なジャズロックとサムラみたいな遊びが同居する、実に美味しいバンドでした。
SUPERSISTERの再始動盤が出たと思ったら、今度はこっちか♪、おっとこちらは発掘盤か？まぁ外れはないでしょ。と思ったら、やっぱり大当たり。肩の力が抜けたチェンバー風から泣きメロ、更に往年の緻密なジャズロックまで。これ、ホントにお蔵入り音源？熟成したベテランバンドの新録音じゃないの？
と思えるほどUp To Date な作品。10年ほど前に一時的な再結成でライヴ盤を発表した彼ら。本作が売れたら、本格的に再始動して新録音やるかも…と、妄想中です。
カケレコさんありがとう（2 拍手）
レビュアー：ShiraKCawaさん レビューをすべて見る
まさかの発掘リリース！
カケハシレコード さんからのお知らせを受けて、即購入。
明らかに未完成というものも数曲ありますが、フュージョンテイストを漂わせつつも、ジャズロックの硬質さをぎりぎり保っている、彼ららしい感じが心地良いです。
にしても、このジャケットだけは何としたことか……と最初は思いながら、手元の先の４枚と眺めておりましたら、いや、この落差が実はカッコいいのでは！ と……
いや〜、やっぱり無いわ (^皿^;;)