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760円
608円 (税込669円)
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帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無、若干ケースにスレあり
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
夭折した、作品数も少ないトム・ヤンスに、このところ夢中でやんす。(すっ、すみません。つい…)「子どもの目」も素晴らしいアルバムですが、バンド・サウンドになって、ファンクやワールド・ミュージックに近づいたこのCDもなかなか聴かせます。何よりバックの面々がヤンスに遠慮していないのがよいです。ギターやベースがしっかり自己主張していますし、ヤンスのボーカルもどこか挑戦的でとても芯の強いロックンロールになっています。シンガー・ソングライターという軟弱なイメージは全くありません。
「子どもの目」の制作のとき、ローウェル・ジョージのフォーク志向に対して、ヤンスはファンク路線を主張していたと聞いています。「子どもの目」でやれなかったリベンジ路線であるのです。面白いのがカバーアート。「子どもの目」でも片隅に少年が写っていました。今回は、曲づくりに腐心するヤンスの死角に張り付くような少年が認められます。おそらくヤンスの分身なのでしょうね。
ヤンスの曲は旅立ちや放浪をテーマにしたものが多いことも指摘されています。聴いていて前向きになれる音楽なのは確かです。ヤンスの角のある歌い方にはとても共感できます。