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オランダのプログレ・グループによる78年のデビュー作。冒頭からとにかく哀愁が迸りまくり!!演歌調と言ってもいいほどの哀切極まるギターフレーズに、アルト・サックスが叙情たっぷりに絡み、そこにシンセサイザーが幻想のカーテンをなびかせる冒頭で叙情派シンフォ・ファンなら即ノックアウトでしょう。やや頼りない歌声の英語ヴォーカルも、かえって叙情味を際立たせていてこれしかないといった風情を漂わせます。比較的端正で歯切れのいいバンドが多いオランダにあって、まるでフレンチ・プログレのように儚げで浮遊感あるシンフォを聴かせる一枚。
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
ジャケがプリティ・シングス / パラシュート(ヒプノシスのやつ)に似てるなぁ…といったたわいもない動機でゲット。試聴した時「もたもた感」がいいなぁと思ったのも事実。全然知らないバンドだったんですけどね。原盤は78年、クソ高だから有名盤だったんでしょう。とにかくPAISLEY PRESS盤は「とりあえず押さえておこう」という気にさせるから困ります。
オランダ物特有の「聴きやすさ」が最大の魅力であります。英語詞が似合わないなぁ〜?といった不思議な感覚。叙情派といっても薄味加減なところもいいのかな?
新世代プログレの「ガチガチのかっこいいプログレ」に疲れたら、こういう盤がすんなりと♬