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スウェーデン出身、ANGLAGARDやBRIGHTEYE BRISONで活躍するドラマーによる19年ソロ作。34分と15分の組曲2つで構成された作品で、所属するシンフォ系の両バンドからすると異色とも言える前衛的な暗黒チェンバー・ミュージックを展開。時おり微妙にテンポをずらす不気味なリズム感覚の無機質なドラミングが否応なく緊張感を高め、生ストリングスが不協和音すれすれの不穏なメロディを紡ぎ、ブラスが重々しくダークに響く、サウンドは思わず震えが来そうなほどの禍々しさが漂っています。存在感あるドラムも含め音の質感として近いのはユニヴェル・ゼロですが、よりクラシック由来のピンと張りつめたサウンドが特徴です。しかし、この聴き手を作品世界に惹き込む強烈な緊張感はなるほどANGLAGARDに通じるものでさすが。完成度の高い独自の暗黒チェンバーを練り上げた傑作。
試聴は下記ページで可能です!
https://erikhammarstrom.bandcamp.com/album/gl-dhet-rytmisk-sv-rta
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