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KEEF HARTLEY BANDに在籍し、後にBOB MARLEYの名作「EXODUS」などにも貢献するギタリストJunior Marvin(Hanson)率いる英国のグループ、Manticoreレーベルよりリリースされた74年作2nd。ファンキーでグルーヴィーなサウンドは前作の延長ながら、メロウなトーンのギターやエレピをフィーチャーした1stに比べて歪みの効いたギターの主張が強まり、ハード・ロック的スピード感と切れ味がアップ。さらに本作からNATIONAL HEALTHやWHITESNAKEなどで知られる名ベーシストNeil Murrayが参加。地を這うようなベースの力強いグルーヴと軽快なパーカッションのリズムに、Hansonのキレのあるワウ・ギターとソウルフルな歌声が合わさり駆け抜けるアンサンブルは痺れる格好良さ!英国ファンキー・ロックの名盤です。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
Manticoreレーベルからのリリース。ご存じの方も多いが、かのELPが所有した
レーベル。ELP自身のアルバムはもとよりPFMやBancoの英詩版アルバム、P.Sinfieldの[Still]などプログレの名作をリリースしたレーベルとして知られる。
ところがこのHansonなるバンドの音はプログレではない。ファンキーでハード。粘りのあるリズムと暑苦しいVoを核にして、よく泣きよく歌うギターは聞く度にクセになっていく。
さらにはベースがのちにWhite SnakeやVow Wowにも参加する若き村井さん、もといN.Murray。ワウワウなんかも効果的に使ってファンキーな演出は最高。こういう「黒い音」はスワンプロック好きにも訴求するのではないか。
ヒップホップ界でも本作の評価は高く、サンプリングネタとしても使われている。
「Love Yer, Need You」はリズムチェンジが激しい本作のハイライト。本作は2ndだが1stもおすすめ。