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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ハードロックがどこから生まれたか、と言いますとブリティッシュ・ビートです。ジョン・ロードもジミー・ペイジもビート・バンド出身です。ではビート・バンドが何を参考にしていたかと言えば、このレコードであると思います。それぐらい聴かれたレコードです。タイトル曲「グリーン・オニオン」は、どなたでも知っています。曲名を知らないだけで…。音を一言で言ってしまうと、R&Bのカラオケです。歌の部分をブッカー・T・ジョーンズのオルガンが担っているのです。このオルガンが、教会のゴスペル伴奏神父が突如暴走したかのような、痛快で人懐こいもの。どなたも知っている曲ばかりなので、一度試しに聴いてみてください。
ギターを弾いているのがスティーブ・クロッパーで、このギターは英国ビートの人たちに真似されまくっています。カッティングが潔く、分かりやす過ぎるギターです。このカッコつけてないところがカッコいいんですね。英語なら「クール」と言うんでしょうけど。
スモール・フェイセズのスティーブ・マリオットが「オグデンス・ナット・ゴーン」で、オルガン弾きたがったのは、このレコードの影響なんでしょう。キース・エマースンもジョン・ロードも、影響受けていると思いますよ。2023.09.12